【2020年版】DTMに必要なパソコンの性能

DTM入門
DTM入門

DTMにおいて一番必要な機材それはパソコンですよね。
今回はDTMに必要なパソコンの性能について紹介したいと思います。

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PCパーツについて

出典:アキバのPCパーツとスマホの総合サイト – AKIBA PC Hotline!

mazuha

PCの知識がない人の為にDTMに特に関係するパーツを紹介します。

CPU

CPUとはCentral Processing Unitの略です。
人間でいうところの頭脳ですね!
制御や演算を行います。
DTMでは一番お金をかけたいパーツですね。

製造しているメーカーはIntelとAMDが有名ですね。
IntelならCoreシリーズ、AMDならRyzenシリーズが定番です。
CPUの性能がいいと沢山トラックにプラグインをさせたり、低レイテンシーでもプツプツしたりドロップアウトすることが少なくなります。

メモリー

メモリーとはデータを一時的に記憶しておく部品です。
RAMと表記される事もあります。
CPUが頭脳とするとメモリーは机と表現される事が多いですね。
超仕事ができる人でも机が小さいと作業効率が下がるって感じです。
DTMにおいてサンプリングファイルの多いプラグイン(ストリングスとか)を立ち上げるときに必要になってきます。

マザーボード

マザーボードとはそれぞれのパーツを接続し電源や通信を行ってくれるパーツですね。CPUやメモリーと規格を合わせないといけないパーツです。
DTMではUSBを沢山使うのでUSBの数は大事です。(パーツで増設もできます)
あとは最近だとUSB Type Cを使うデバイスも増えてきているので気になる人はそこもチェックしておいたほうがよいでしょう。

ストレージ

主にデータを保管する場所ですね。
パソコンの内臓ストレージであればSSD(ソリッドステートドライブ)と
HDD(ハードディスクドライブ)というものがあります。
SSDにもSATAやM.2等規格などあります。

同じ容量であれば圧倒的にHDDのほうが安いですがそれ以外はSSDのほうが優秀です。

HDDに比べると・・

  • 衝撃に強い
  • 消費電力が少ない
  • データの読み書きが早い
  • 音が静か
  • サイズが小さい

等のメリットがあります。
お金に制限がなければ全てSSDでいいと思います。
少なくとも1台は入れておきたいですね。
SSDをメインで使って、他のデータを保存しておくのにHDDとかですね。

私はSSD(メイン)SSD(よく使う音源)HDD(それ以外の音源)HDD(バックアップ用)と4つ内蔵しています!

DTMでは音源を読み込む速度が速くなります。
あとは自宅で録音される人は静かなほうがいいですね。

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グラフィックボード

ビデオカード等と呼ばれることもあります。
主に映像を綺麗にしてくれたり映像に対する処理を負担してくれます。
正直DTMにおいてはほぼ必要ないですね。
最近のCPUはグラフィック性能を搭載しているのもあります。

またこのグラフィックボードにもGPUという頭脳が搭載されています。
作っているのはNVIDEAとAMDが有名ですね。

しかし「ほぼ必要ない」といっているのは個人的に体験した事があるからです。
以前WAVESという会社のプラグイン(エフェクト)を刺した時にプラグインのウィンドウが真っ白だったんですよね。
そこで内蔵のIntel graphic630より少し上のNVIDEAのGT1030を搭載すると解決できました。

当時下記のサイトを参考にさせて頂きました!

DTMにグラフィックボードは必要?

今は結構凝ったグラフィックをしているプラグインも多いですし、
今後動画編集のようにGPUで処理できるプラグインも増えるかもしれませんね。

PCケース

排熱とかもあるので性能に全く関係ないわけではないですが結構ケチってもいいパーツです。
あとは安いとネジが合わなくて無理やり入れる事もあったりはしますけどね。

DTMにおいて自宅録音をする方は遮音材が使われている静音性をあげたケースがよいですね。一番はPCとレコーディングで部屋をわけるほうが一番いいとは思います。

その他

他にも電源やCPUクーラーなども大切ですが今回はDTMに特に重要なパーツというところで割愛させて頂きます。
あとはPCパーツではなく周辺機器ですがディスプレイモニターですが今時買うと大体1920*1080の解像度なのでDAWの動作環境としては問題ないと思います。

おすすめのPCスペック

各社DAWの動作環境を見比べて、さらにこれまでDTMをしてきた自分の感覚を合わせてお伝えしたいと思います。

CPU

まずはIntelとAMDですがIntelのほうがオススメです。
最近はAMDも押しているしスペック上ではAMDのRyzenのほうがコスパはいいです。
ただまだソフトによっては相性があったりします。
開発側は確実にIntel環境で確認しているほうが多いからですね。

最新の第9世代だとi5でもいいですがせっかくなのでi7、予算があればi9
あとは中古なら第4世代のi7以上ならいいと思います。
トラック数が多かったり使用するプラグインが重い場合は惜しみなくCPUに使いましょう。

メモリー

最低16GB、できれば32GB用意したいですね。とくにオーケストラとか作る人。
クラブミュージック等であればシンセサイザーが多いので16GBでもいけます。
CPUと違って増設できるのでとりあえず16GBで足りなさそうであれば追加していいと思います。
自分のPCにメモリーの空スロットがあるのか、最大容量はいくつまでなのか把握しておきましょう。

ストレージ

HDDだけでもDTMはできますが、PCの起動だけでも全然スピードが違います。
そういう時間の短縮は成長成果に繋がるので必ずSSD1枚は搭載しているPCがいいですね。

市販のオススメPC

ドスパラさんで選んでみるとこんな感じ

8万円くらい

Magnate IM マグネイト IM メモリ16GB 搭載

ここから2TBHDD(多分6か7000円くらい)を増設すると良さそうですね。

10万円くらい

Monarch ZK モナーク ZK

CPUの性能がアップしてSSDの容量が2倍になっています。
こちらもHDDを増設してあげると良いでしょう。

15万くらい

Monarch FE モナーク FE

画像がカスタマイズ前ですが
メモリを16GBにしてSSDを500GB、HDDを2TB増設で大体15万くらいになります。
CPUがi9になっています。

昔は20万越え当たり前になっていたけど

最近はDTMだけであれば10万くらいでも10万あれば十分な環境かなと思います。
もちろん5万くらいでコスパ優先して構築することも可能です。
しかし、DTMする時間が長い人ほどスペックをあげたほうがいいですね。

「コンフォート原則」なんて言葉もありますし。
毎日長時間使うものであるほどお金をかければ満足感が得られるというものです。

皆様が快適なDTMライフを送れますように!

コメント

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